『真実はどこに』

 

 

 

時々、思うことがある。

真実はいったいどこにあるのだろうかと

 

歴史の中で起こった様々な出来事に

思いを馳せる時にも同じことを思うのだが

 

なによりも現実に

自分の身近で起こる出来事についてでさえも

全く真実がみえてこないことがある。

 

ひょっとすると

真実は決して一つではないのではないだろうか

そんなふうにさえ思ってしまう。

 

いや、きっと一つではないのだろう

と最近思っている。

 

自分の目線でみえる真実と、

他人の目線でみえる真実は

異なっているのではないかと

 

同じものを同時にみても

もしくは同じことを同時にしても

 

それに対して感じること

それに対して自分が受ける影響度が

時には180度、異なるように

 

私は本当に真実を見据えているだろうか

私は本当に真実から逃げていないだろうか

 

2008,10,11