『人生のロスタイム』

 

 

これを書くと

どれほど

人生の諸先輩方から非難を浴びるかということは重々承知の上で
あえて書いてしまうと

 

実は、最近、もう人生のロスタイムに入っているのではないかと思うことがあります。

 

もう主なところは終わってしまったのではないかと感じています。

 

でも、

だからもういいやということをいいたいのではなくて

ここからが勝負だということをいいたい。

 

これからが最も大切な時間帯であるということ

これからすることをいい加減に考えてやっていると

今までしてきたことのすべてを失ってしまうこともあるだろうほど
おそろしい時間帯だということです。

 

だからなめてかかるととんでもないことになるというわけです。

 

逆にいうと

ここで一発逆転ということもありうる時間帯でもあるのです。

 

ロスタイムってそういう時間帯ですよね。

 

実際には今まで歩んできた路に比べるとほんの少ししか残されていない時間のはずなのに

 

時には考えられないほど長く感じるかもしれない恐怖の時間であったり

一生後悔してもしきれないほど心底落胆する時間になるかもしれません。

 

そんなロスタイムに入っているように思います。

 

それなりに保守に走っている今の私にはとても恐ろしい時間帯に思えてなりません。

 

が、もう後戻りはできません。

もう逃げることもできません。

 

心してかかるしかありません。

 

今一度切れの悪い今の自分を奮い立たせる時

 

それが人生のロスタイムです。

 

 

2010,5,8