『花燃ゆ』

 

“花燃ゆ”

 

久しぶりに直球で入ってきた

“花燃ゆ”を見ている

 

私にはいくつか不思議に思うことがある

 

その一つが

萩の松下村塾である

 

まさか日本の西

あんな田舎の一私塾から

日本を動かす何人もの重鎮が生まれることになるなんて

 

正確な記憶ではないが

以下のような会話が画面では展開していた

 

江戸に行きたいと

江戸で見聞を深めたいという生徒に

吉田松陰先生は問う

 

○○君

君の志は

君は何のために江戸にいきたいのか

 

生徒が答える

もっといろいろなことを知りたいと

 

松陰先生が問う

○○君

君はいろいろなことを知って

何をする

 

生徒が答える

私はいろいろなことを知って

それを皆に知らせたいと

 

松陰先生が問う

○○君

君は皆にそれを知らせて何をする

 

絶句する生徒

そこで生徒は気づく

自分が実は何もきちんと考えていなかったことを

 

実際の松陰先生が本当にそう問ったのか

その真偽のほどはわからないが

 

この押し問答には

私も絶句した

 

自分はどうだ

 

“花燃ゆ”に

自分を投影してしまった時点で

もう完全にスイッチが入ってしまった

 

今は

激動のあの時代

新しい日本の幕開けを迎えるべく奔走した

松下村塾の生徒たちが

立ちはだかるだろう

壁にどのように対峙し

壁をどのように破り

その後どのように解決していくのか

凝視していきたいと思っている

 

 

 

 

 

2015.3.9